- しょうぎ
- I
しょうぎ【勝義】(1)〔仏〕 最高の真理。 世俗・世間の判断を超えた仏教的真理。(2)その語の本来の意味。 第一義。IIしょうぎ【商議】相談すること。 協議。III
「通国民に代りて国事を~する人とす/明六雑誌 12」
しょうぎ【娼妓・倡伎】(1)公認の売春婦。 公娼。(2)歌や音曲で客をもてなす女。 遊女。IVしょうぎ【将棋・象棋・象戯】将棋盤を用いて二人で行うゲーム。 二〇枚ずつの駒を並べ, 交互に動かして, 相手の王将を詰めた方を勝ちとする。 インドに起こり中国を経て, 奈良時代末に日本に伝わったという。 古くは大象棋・中象棋・小象棋などの別があり, 現在の将棋は室町中期に小象棋をもとに成立したと考えられている。V「~をさす」
しょうぎ【小儀】朝廷の小規模な儀式。 除目(ジモク)・踏歌など。→ 大儀→ 中儀VIしょうぎ【小妓】まだ一人前でない芸妓。 半玉(ハンギヨク)。VIIしょうぎ【小義】すこしの道義。 ちょっとした義理。VIII「~に泥(ナズ)むは愚の極なり/当世書生気質(逍遥)」
しょうぎ【床几・牀几・将几】(1)折り畳み式の腰掛け。 脚を打ち違えに組み, 革・布などを張って尻を乗せるようにしたもの。 室内の臨時の座や, 野外の腰掛けとして用いる。(2)細長い板に脚を付けた, 簡単な腰掛け。IX「~で夕涼みする」
しょうぎ【省議】内閣の各省の会議。 また, その議決。Xしょうぎ【証義】〔仏〕(1)仏教の経典類を中国語に翻訳した際, 中心となる翻訳者を補助して原文の意味や訳語の適否を検討する者。(2)仏教の知識・理解を試験する法会である竪義(リユウギ)において, 解答に批判・検討を加える係りの僧。 証義者。 証誠(シヨウジヨウ)。 証誠師。→ 竪義
Japanese explanatory dictionaries. 2013.